とやまポークとは
とやまポークとは、富山県産豚肉ブランドの総称です。県内生産者が創意工夫や独自のアイデアを織り交ぜながら、高品質で安定した豚肉です。
富山県内の養豚家による「とやまポーク」の生産には、次の5つの共通点があります。
☆豚の種類:
主に「タテヤマヨークⅡ」を中心とした大ヨークシャー種の雌と、ランドレース種の雌を交配し、デュロック種の雄を掛け合わせた三元交配種を使用しています。
一部、バークシャー系の黒豚を使用する例外もあります。
☆飼料の供給:
豚の成長段階に応じて、各段階で適切な飼料を与えることを重視しています。
飼料は5つのステージに細分化され、成長に合わせた供給が行われます。
☆処理施設:
富山県内唯一の処理施設である「㈱富山食肉総合センター」で一元的に処理され、新鮮で衛生的な品質が確保されています。
☆竹酢液の効能:
竹を蒸し焼きにしたときに出る蒸気を冷却して得られる竹酢液が飼料に混ぜられています。
竹酢液には殺菌や消毒作用があり、豚肉特有の臭みが少なくなり、調理時のアクが出にくい効果があります。
☆地域ブランド:
富山県では県を挙げて豚肉のブランド化を1990年頃から推し進め、
現在では9銘柄が「とやまポーク」と総称され、流通しています。
弊社で取り扱っている「黒部名水ポーク」や「おわらクリーンポーク」も、富山県内の代表的なブランドであり、独自の飼料や飼育環境で育てられた高品質の豚肉を提供しています。
黒部名水ポーク
富山県黒部市で生産される「黒部名水ポーク」は、以下の特徴を持っています
主な生産地: 富山県黒部市
飼料: 大麦・竹酢配合飼料
品種: (大ヨークシャー種×ランドレース種)×デュロック種の三元豚
生産団体等: 黒部市養豚組合
黒部名水ポークは、名水百選にも選ばれている黒部川扇状地湧水群の水を使用し、大麦と竹酢を含む飼料で育てられます。肉質が上位の豚肉のみが「黒部名水ポーク」として販売され、その割合は全体の3割弱です。低カロリーで臭みが少なく、ブランド豚肉として高く評価されています。
おわらクリーンポーク
富山県富山市で生産される「おわらクリーンポーク」は、以下の特徴を持っています:
主な生産地: 富山県富山市
飼料: 独自配合飼料
品種: (大ヨークシャー種×ランドレース種)×デュロック種の三元豚
生産団体等: (株)シムコ 八尾育種改良センター
おわらクリーンポークは、富山市の「おわら風の盆」祭りに由来し、防疫管理された環境で生産されています。ジューシーで冷めても美味しく、脂もさっぱりしているため、地元でも人気の種類です。
天狗乃肉林本店のオリジナル味噌&塩麹
とやまポークの味噌漬けと塩麹漬けは、弊社の人気の商品!
実はこの味噌も塩麹も手作りしているんです。
味噌は地元お醤油メーカーの山元醸造さんのお味噌をベースに玉ねぎや生姜をたっぷり入れたオリジナル味噌。
塩麹もヤマゲン醸造さんの麹から作っています。